貴ノ岩関が付き人に暴行した。
と、各スポーツ紙は騒ぎ立て、日馬富士の件を引き合いに出して、鬼の首を取ったような盛り上がりである。
ワイドショーもそれに追随して、しばらくこの話題がお茶の間に提供され続けるだろう。
ちょっと待って
今回の相手は顔面が変形したり、切創ができる被害だったのかまだ分からないのに、そんなに加害者扱いするの?
前回の被害者だからと言うけれど、どれほどの強さで殴ったの?
何も分からないで先行しているのではないだろうか。
身体を使う男社会で叱責、平手は珍しくなく、伝統武道で全くそれがないのは逆に異質です。
見学者ならともかく、口だけで注意して、事が丸く収められると考えている方は、逆に武道社会を知らな過ぎです。
そういうのを無くして行くのが大事だと、美辞麗句を並べるメディアも多い。
その丸みばかりで、平坦な、波風立たない伝統文化が、これから長年その形態を維持できると本当に思っているなら、相当お気楽な世間知らずである。
この端的な記事だけで貴ノ岩関を責めるべきではなく、また、平手や拳骨をしたからといって、揶揄すべきではない。
日本の文化をくだらないフェミニズムや平等主義で破壊しようとするメディアには心底辟易とする。
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