車の動きが好きで、スムーズに回すことに慣れてきたかなというところ、どうも先生の薙刀の動きと違う。言葉で表しにくいが、はっきりいって別の技のようにみえるくらい。薙刀の回転軸の位置が、私と先生では違うように見えるのだ。
真似ることができたつもりだったが、全然違い、本日の指導でまた一皮むけることができた。手の内を明かす、という言葉があるが、本当に手の握り方(手の内)が薙刀の技の60%くらいを占めているんじゃないだろうか。師範のすごいところは純粋に天道流の技を残すために、惜しみなくその手の内を明かしてくれるところである。稽古すればするほど、先生の技との距離が開いていくように感じる。惜しむらくは、他の道場との交流が少ないことか。天道流の技を伝承するためにも、私自身が上達して、他の門下生と技の研鑽をしたいものである。
「澤田先生(馬渕師範の師範)の技は抜群だった」と常々語られる先生。先生の技を伝承すること、伝統武芸を継承することの大切さを考える。
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