無理しないダイエット、の経過報告

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

前回の一日二食ダイエットからの経過報告です。


結果から先に言うと

・約1か月で3kg痩せました

・花粉症が酷過ぎて血行や肌ツヤはよく分かりません

・夜の睡眠は快調、昼食後の眠気は軽減

・柔らかかった便が正常に

・食費が減って、自由時間が増えた

・腹筋の筋が深くなって、ズボンが緩くなった

今わかるのはこのくらい、もう少し長く続けないと劇的な変化は分かりません。ただ、全く辛くないので、夏まで継続、できればそのまま一生、という考えです。


食事回数を減らすメリット

食事を楽しみにしている方は非常に多いことでしょうし、私もそうです。その食事をさらに美味しく凝縮するための一日二食生活です。正直、お母さんや奥さんが味噌汁と焼き魚からしっかり用意してくれない限り、時間の少ない朝食をそんなに味わっている方はいないことでしょう。ヨーグルトと蜂蜜で、朝の甘味を楽しんでいた私ですが、とらなかったからといって別段困ることはありません。むしろ、朝の時間に余裕が生まれました。

朝食分の食費が減ることはどなたでも考えつくと思うのですが、意外と気づかないのは食後のだるさが与える影響です。食後の気だるさよりも、空腹でシャキシャキ働いている方が遙かに能率的に動けます。お腹が常に膨れているライオンはいませんし、彼らは空腹だからこそ研ぎ澄まされています。


甘味を控えるメリット

朝食を抜いて16時間の絶食を守っているからこそ、間食も美味しく感じます。実は、私はナッツ以外にチョコも食べています。カントリーマアムなら2枚くらい。でも、そこでおしまいにすることです。チョコパイや、ポテトチップスなど、手を出したらやばいものは最初から手を出さないことです。これはユダヤの諺ですが、誘惑を視界にいれないこと、つまりは買わないことです。人間の精神力はそんなに強いものではないのです。見えるからほしくなる、こっそり合コンにいくから浮気しちゃう男と同じです。目がくらむなら初めから見ないこと。

メリットは口臭が控えめになること、歯医者のお世話になる回数が減ることです。常にチョコパイやアイスクリームがある家庭で育った私は、年に2~4回くらいは歯医者にかかる子どもでした。ところが、大人になってから大好きだった飴を買わない様になり、お菓子(特にぶどう糖果糖液糖)を食べなくなると、歯医者には年に1回の定期健診以外は一切行かなくて済むようになりました。


運動を三日坊主にしないために

一番言いたいのはここなんですが、続かない運動はしないことです。ダイエットを志した瞬間はすごい目標を立てたがるのが人間です。でもそれが達成できなくて、自己嫌悪になって、もういいや沢山食べちゃっても、、、という負のスパイラルに陥るのがダイエットの終焉です。私生活に当たり前に、続けられる運動を組み込みことこそが、最も継続できる運動習慣です。買い物には車を使わない、こんな簡単なことでもいいのです。重い食料品が持てないなら、おばあちゃん達の必需品のガラガラ(たぶんショッピングカート)を用意すればいいのです。

整体師の友人曰く、歩行に勝る運動なし、と。スニーカーとショッピングカートさえあれば、どこでも歩いて行けますし、軽装ならリュックがあれば十分です。歩き始めると、近所の知らなかった名店などを見つけたりするので、お試しください。

・駅ではEV、エスカレーターは使わない(むしろお年寄りやベビーカーに譲って!)

・マンションでも階段を使う

・近所に出かける時は車ではなく徒歩で景色を楽しむ

・(これから自転車を購入するなら)電動ではなく人力タイプを選ぶ


私の実例

仕事において、車で移動すると60分かかるA地点があるとします。電車と徒歩だと90分かかります。普通はAを選ぶのが正解なのでしょうが、私はBを選びます。一番の理由は読書時間が確保できることですが、徒歩で運動もできて一挙両得だからです。座ってる姿勢は一番腰に悪いので、電車も極力立ってます。また、薙刀稽古も車で30分、自転車で40分なら、後者を選んで往復80分のサイクリングも楽しみます。

本当にちょっとずつで良いので、皆さんが少しずつ「自分の足で地に立つ」ように、他力での移動を控えるようになってくれたら、健康と無難なダイエットを手にできたらと、願うばかりです。

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