ブラックホール観測には地球規模の望遠鏡が必要で、そのために世界中の電波望遠鏡を連携されて観測しました。
これにより、5500万光年先の天体にブラックホールの姿を見ることができました。
一辺が1cmの立方体を想像してください(1㎤)。
その小さな物体が富士山全体と同等の質量(10億トン以上)をもつといわれるのが中性子です。
その中性子が天体となったものが中性子星で、重力は太陽の数万倍~数億倍と言われています。
そんな想像できない天体がブラックホールになるのではないか、という話です。
アインシュタインの相対性理論が上記の論理と異なるのかどうか分かりませんが、そうしたお話を研究設備もコンピューターも今とは全く異なるレベルで、その仮説に至った彼の頭脳には感服せざるを得ません。
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