建設関係の会社では、発注側があの手この手で追加工事費用を払わないケースが後を絶たない。
この記事には「トラブルになることがある」と優しい表現を使っているが、不払いや不当な値引きは日常茶飯事と言っても過言ではない。
建築主や設計事務所が建設会社に払わなければ、当然ながら現場で一番汗水流している職人さんたちにお金が回らない。人手不足はそうした不当な行為の結果に発生しているのである。
また、その人手不足に対して、労働環境改善ではなく外国人労働者による穴埋めで対処しようとする姿勢にも問題がある。状況は全く改善されず、技能実習生の登録費用という名称で、団体と国がさらにマージンを回収し続ける仕組みができているのだ。
そうした構造に風穴を空けるためにも、こうした現場での不払い行為をまずは一つずつ解決していくのは決して無駄なことではないだろう。
やってもらったものには正当な対価を支払う
至極当然なことを、大人にも理解させる必要があるのだ。
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