ロンドン大火災の検証について

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

柱と外壁材の空隙が炎の通り道になってしまったという意見が有力ですが、これは日本の住宅でも採用されてます。

外壁と断熱層の間に通気層を設けることで、防湿効果・断熱効果を高めることは主流工法であり、戸建であれば屋根まで通気層を伸ばした棟換気も行われています。

ロンドン大火の要因と日本の住宅を単純比較することはできないのかもしれませんが、通気層が火災要因ではないかという仮説が正しいとしたら、日本の建築界にも影響があるのではないでしょうか。

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