念願の国立歴史民俗博物館へ

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

かねてより訪ねたかった国立歴史民俗博物館へ行くために、有給とって平日に佐倉市へいってきました。結論、ジオラマや、映像など、担当の方々の渾身の様子が感じられる素晴らしい博物館です。 6時間ぶっ通しても観きれないほどの展示と、分かりやすい説明はまた来たいと思わせるに充分でした。文化人類学って深いなぁ📖

特別展で2時間費やしてしまったのが今回は失敗、次回は開場からじっくり常設展を回る様にしたい。



こちらが常設展の入口。この時点でワクワクが止まりません。


ここが石器時代コーナーの渾身の模型。当時の人々の服装や使用されたであろう衣服などを忠実に再現しており、作成者たちの熱い想いが感じられます。


こちらは飛鳥時代前後の東アジア諸国との関係を紹介するコーナー。配置が上手で、ここでもテンションがあがります。


江戸時代の街の模型です。小さな人形たちが、市井の暮らしを再現しており、行商人や子供など、人々の日常を想起させる素晴らしい作りとなっています。


江戸時代の家屋の再現です。中には入れませんが、解放された空間や障子の配置など、今でも一部地域に残る街並みが現実のものだったのかなぁと、想像が掻き立てられます。イザベラ・バードもこういう建物をみて感動したのかな。


現代の民俗文化も紹介されていました。高度経済成長に伴って多くの伝統民俗文化が失われていきましたが、今なお伝承されている地域もあります。そうした人々にスポットライトを当てて、日本の伝統文化保持、日本人のアイデンティティ形成に、私も一翼を担いたい。


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