DIYによるステキなインテリアの作り方

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

家を綺麗に美しくしたい

これは多くの方が望むことですが、とっかかりがつかめずに夢のままになっているのではないでしょうか。インテリアを専門にしているので、多くの顧客からリフォームや模様替えのお話をいただきますが、木材を用いた工事は確かに難しいです。電動のねじ締め機械が必要で、これがなかなかに高い。¥60000も払うなら業者に工事頼めるレベルですが、IKEAに数千円の電動ドライバーがあったので、試す価値はあるかもしれません。この前、私がやったDIYはこんな感じです↓

あら素敵、と思ってもらえるかは人それぞれですが、IKEAで売ってる家具を作るのも大変だと思う方にはちょっと難しいかもです。じゃあ、なんのDIYを勧めたいかというと、壁紙(クロス)の貼替です。


部屋の雰囲気が一変するクロスの貼り替え

壁紙なんてそう簡単に貼れるの?と思われるかもしれません。めちゃくちゃ簡単とはいえませんが、費用対効果が優れている、いわゆるコスパが高いです。他に簡単にできるものといえば、タイルカーペットを敷くこと、人工芝を敷くこと、壁にトルコタイルを貼りつけること(おすすめはザクロ)などです。ただ、壁紙貼り替えの時の印象の変化は絶大なので、これから色々DIYに挑戦したいのでしたら、是非挑戦してほしいです。うまくなると、下図のようなアクセントクロスを貼ることができます。

クロスの貼り替えの仕方

①貼り替えをする箇所を決める
練習としておすすめなのは、子供部屋や寝室の壁一面(四辺のうちの一辺のこと)です。あまり人が立ち入らないこと、一面だけの貼り替えでアクセントとして楽しめることです。通常、クロスは白が使われるので、黄緑色や水色などを一面に使うとアクセントとして楽しめます。

②ホームセンターで糊付きのクロスを買う
専門の糊付け機や手付け糊は、なかなか難しいので、最初から糊が付いているものを使うと簡単です。クロスの幅は約91cmなので、部屋の幅から逆算します。部屋の壁は大体高さが240cmです。例)高さ240cm/巾350cmの壁ならば、クロスを250cm(10cmは予備)の長さで4本あれば貼れます。

③クロス用のカッターを買う
workmanで¥400くらいで売っている細いカッターがおすすめです。ホームセンターにも売ってます。普通の太いカッターは下地の石膏ボードまで切るので避けた方がいいです。

④既存のクロスを剥がす
今貼ってあるクロスを剥がします。剥がし過ぎないように、予定外の部分との境にはカッターで切れ込みを入れることをおすすめします。

⑤いざクロス貼り
買ったクロスを上から下へ貼り付けていきます。右利きなら壁の右側からです。一気に下までダランと落としてしまいます。隣のクロスも下まで落として、3cm~5cm重ね合わせておきます。空気を抜ききったら、重ね合わせったところを厚手の定規で真っ直ぐ切ってください。コツは定規をずらすときに、カッターを壁から離さないこと。切り終わったら、重なっているクロスの一枚目と二枚目をとって、ジョイントをしっかり押さえます。あとはその繰り返しです。

書いていて結構分かりにくいと思ったので、youtubeも載せておきます。

チャレンジセットと書いてますが、私がクロス貼る時と同じ道具ががっつり揃っているので、DIYでここまで揃える必要はないです。一度試してみて、もっとやりたいってなってから買いそろえても十分です。ちなみにここに出てくる道具を全部買いそろえても、¥10000前後なので、上記の電動ドライバーを買うよりも遙かにお安くDIYができることがご理解いただけるかと思います。

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