体脂肪は少ないほど良いわけではない

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

ダイエットに執着することに警鐘を鳴らす記事です

日本ではモデル体型を貴び、容姿を強く重視する傾向がみられます

youtubeのvirtualキャラを用いた広告は全てダイエットの広告という有様です

しかし、脂肪にはエネルギーの貯蔵効果があり、むやすみに減らすべきではありません

適正体脂肪率は男性で10-19%女性で20-29%と言われています


日本のダイエット信仰はメディアにその原因があり、化粧や洗髪と同様に「この商品を使って綺麗にならないと大変なことになる」という商法が、周囲の目を気にしがちな日本人の心の隙間に上手にハマったわけです。

ちなみに、シャンプーでの洗髪は発売当初は「月に1度はシャンプーを」というくらいに、やらなくてよいレベルであり、皮膚組織のためには、洗髪はお湯洗いで十分です
(一番分かりやすいのは、ホームレスの方々に禿げがいないという事実)

欧米では体型は宗教や人種と同様に違いを受け容れる文化が根付いており、日本ほど病的にスレンダーな体型を求めません

要は、太っていても清潔感があればよいわけです

周囲の行いに厳しい視線を送ることと、肥満を蔑視することは日本の悲しい風習です

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