終戦記念日と特攻隊

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

8月15日は終戦記念日だったのに、驚くほど地上波では放送されませんでした

日本軍の世界大戦・日中戦争に対する姿勢に、現代では様々な意見が飛び交っていますが、特攻隊の若者の気持ちは無に帰すものではありませんし、後世に語り継ぐべきものだと思います

知覧特攻隊基地、靖国神社に残る彼らの遺書を読んでください

そして彼らの思いを是非ご覧になってください


故国に帰らぬことを承知の上、婚約者や親兄弟への思いを胸に、弾幕を潜り抜けて敵艦隊に突撃する瞬間、彼らは何を思っていたか


特攻隊を悼む心を戦争肯定と勘違いする輩は浅慮と言わざるを得ません

彼らのような有能な若者が死地に向かわざるを得なかった時代を繰り返さないことが現代の民ができる最大の供養だと私は思います



・蛇足ですが、忙しい方のために

2:24の穴沢利夫陸軍少尉の婚約者智恵子さんに宛てたお手紙を特に読んでみてください

3:35の言葉を紡ぐことができる23歳がどれほどいることでしょうか

4:49の言葉を記した時の彼の気持ちは如何ばかりだったでしょうか

敵艦隊の攻撃を避けながら、特攻する機体の映像は5:18から流れます



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