「エルサレムをイスラエルの観光地として紹介するパンフレットがあるならば、それは結果としてイスラエルの「プロパガンダ」に手を貸してしまっているのです。」
というNHK記者の意見は遠からず的を射ているかもしれません。
記載はありませんが、パレスチナの観光地として紹介している時は同様でしょう。
エルサレムが誰のものかはユダヤ教に肩入れしている身でも簡単にイスラエルとは言えません。
ただし、現在の実効支配については異論はありません。
日本では全くと言っていいほど報道されない恒常的なパレスチナ側からの蛮行に対抗する措置として占領、侵略戦争に対する反撃故だからです。
こちらはガザ地区のハマスからの砲撃です。
まして、ユダヤ教以外の人間の暮らしは元来の通り確保されています。
彼らは宗教的見地からの占有であり、自己の防衛に努めた結果です。
パレスチナ寄りの世間の報道には辟易としますが、ヨルダン川西岸地区でのユダヤ人によるパレスチナ人への投石行為なども看過できません。
どちらも自制の効かない人間が行っているだけかもしれませんが、どちらにも信ずるものがあるが故に、早期解決はあり得ない対立です。
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