東京ジャーミィでラマダンがスタート

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

正確には、イスラム教のラマダン(断食月)が5月6日から一ヵ月間始まり、東京ジャーミィでもラマダンの催しが執り行われる、という意味です。

ラマダンは全世界のイスラム教徒が一斉に行う断食のことで、日中は水も含めて一切を口に入れません。

夜明け前と日没後のみ、飲食できるということです🌄

夏場の水分補給なしは健康上危険なため、妊婦、子供、老人は除外されるそうです。


普段の恵まれた生活を戒め、ラマダンの期間に貧しい人々に喜捨を行うなど、非常に強い意義のある大切な期間。

こうした苦楽を共にするからこそ、ムスリム・ムスリマの方々の結束力は強くなるのでしょう。

タタール族の集まりに行くと、久しぶりに会った親戚みたいな距離感で皆が触れ合うのを温かく感じたものです。

東京ジャーミィではイスラム教徒でない方も日没後の宴に参加できます

18:30頃から夕食が始まるとのこと。

イスラム文化に興味がある方、トルコ人とお近づきになりたい方は、異文化との触れ合いにいかがでしょうか。

スタッフのプチツアーに参加しましたが、50人超の人々がひしめく様に、開かれた宗教の強さを感じました。

その中のほとんどは観光客でしょうが、ユダヤ教も日常的にこうした情報公開の場を設けることができたら、世の中の誤解も溶けていくのではないかなと。


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