『ナンバデッドエンド』のあらすじ

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

ヤンキー漫画の代名詞といったら『クローズ』シリーズですが、それ以外で久しぶりに面白いのに当たったのでご紹介。


評価:85点


あらすじ:主人公、難波 剛(なんば つよし)はヤンキー一家の次男。父は千葉統一、兄の猛は関東制覇を成し遂げ、剛自身も中学時代に14校の中学を束ねる猛者でした。(ヤンキーとして全校制覇)将来を期待される剛であったが、中学3年生で「暴力しか評価されない自分」に疑問を抱え、家族に内緒で進学校白百合学園へ進学することを選ぶ。

道路の対面に位置するヤンキー校市松高校に通っていると家族には偽り、白百合学園の生徒会長と美術部部長を兼任するまでになる剛。タイマン最強のヤンキーでありながら、進学校で普通の学生生活を送りたいという心の葛藤がこの漫画の肝です


感想:友人がいいやつなのはお約束ですが、普通の学園生活=恋愛も絡んでいるのがクローズとの違いかと。また、進学校なので、喧嘩とは無縁の生活を送る生徒の中で、主役が奔走する様も面白いです。一気に読める作品です。

ネタバレにならないように、唯一の心残りを述べるなら、腐った教育者に鉄槌がくだされなかったことでしょうか。ああいう先生は大嫌い。

藤田さんがいい子です。ぶっ飛んでるけどいい子です。


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