といっても数年前です。
神道系でとても良い教えを持っておられたので、できる限り客観的にご紹介します。
訪問のきっかけ
宗教を勉強し始めて、日本古来の宗教といったら神道ではないかということで、神道系の施設を訪問しようと思い立ちました。
現在の日本では、伊勢神宮を筆頭とする神社神道と神道十三派が率いる教派神道とに分かれています。
金光教は教派神道に属しています。
有名な伊勢神宮、熊野大社、明治神宮、鎌倉八幡宮などは全て神社神道に属しています。
出雲大社や天理教など、ちょっとカテゴリー分けが微妙な宗派もあるようです。
兎にも角にも、まずはお話を聞いてみようということで、横浜駅から近い金光教神奈川教会にお邪魔しました。
教会に到着
2階の入口でお訪いを入れると、女性の方が出迎えてくれました。
そのまま講堂に案内されると、神主さんが現れました。
「なぜ金光教の教会に興味を持ったの?」ということをつっこまれたました(そりゃそうだ)。
なんと神主さんと出身高校が同じだったということもあり、会話が弾み、突然の訪問者に沢山時間を割いてくださりました。
金光教の考え方
私の中で、「新興宗教=お金儲け」という先入観があったのですが、金光教はそういったお布施の強制などは行っていませんでした。
また、教義を聞く限り、ユダヤ教のように生活規範にかかわる教えが多かった印象です。
それも、日本人としては全く違和感なく受け入れられる内容、当たり前だけれども実践できている人が少ない内容です。
モーセの十戒みたいですね。
少し抜粋してご紹介します。
こっそり人を助けるように:悪口を言う者から離れ、陰から人を助けよ
人によいほうをあげよ:よい物は人に融通してあげれば人が喜ぶ
女性は神さまに近い:母親が子供の真心をつくるのである
ほかの宗教をけなしてはならない:釈迦もキリストもみな神の子供である
寄付の勧誘は神が喜ばれない:寄付を勧誘して信者をいためては、神は喜ばれない
食べ物を粗末にするな:食べ物を粗末にする者に健康で出世する者はない
いかがでしょうか。
押し付けがましくなく、かつ、周囲の人々と円満に過ごせるような教えばかりです。
さすがは日本伝統の神道派宗教で、150年以上の歴史がある金光教。
Podcastでも同じような内容が配信されていました。
金光教神奈川教会を訪問して
私が一番最初に真剣にお話をきいた宗教施設が金光教神奈川教会で良かったと今でも思っています。
神主さんの人柄もあったのでしょうが、教えが明快、かつ、実践的でした。
「宗教は暴利を貪り狂乱的」という先入観を抱いている方には是非一度訪ねてほしい施設です。
住所:神奈川県横浜市神奈川区青木町6−25
電話:045-441-0557
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