煙の処理ばかりで火を消さない不思議

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

昨今の政治や経済のニュースを見ていると、小手先だけのパフォーマンスで国民を騙しているなぁと感じる施策ばかりが目に余る。こんなもので騙されるものかと思いながらも、テレビ報道を信じ切ってしまう一定数の層がいるのが日本人の悲しいところだ。


勤勉で真面目、かつ、思いやりある日本人の国が苦境に喘いでいる

これが自然の成り行きだと思わせている社会にぜひ疑問をもっていただきたい。


いくつか分かりやすい事例をあげるならば、

自民党の裏金問題:たかだか数千万の裏金に着目するならば、「消えた」年金、森友加計、公文書改ざんなど大規模な問題があっただろうに。田中真紀子邸の放火、小林製薬の紅麴と自民の政策に沿わなかった法人個人に直接間接的な暴力が振るわれている現状。

外国人参政権:議論の余地のない論外な話。日本以外でこんなバカげた話があがる国をみたことがない。参政権を与えた先の話を一切議論せず、展望を国民に示さない不思議。中国の合法的な乗っ取りのだと明らかだからか。

パパ活(売春)と闇バイト:売春行為を擁護するつもりはないが、そもそもなぜ彼ら彼女らがそうした犯罪行為に手を染めざるを得ない状況になっているのか。日本国民が貧困化している社会が原因であるのは明らかなのに、その改善策に着手せず、末端の貧困者を取り締まる茶番。

少子高齢化と外国人流入:出生数70万人時代。自民党が何もしていない、むしろ、悪化させているのが明らかであるのに、結果しか報道しない滑稽さ。子ども家庭庁?異次元の少子化対策?結果が出ているなら是非とも報道してもらいたい。

日本人の愚民化:道徳の低下、教師の質の低下。まさに戦後のGHQが目指した日本になりつつある。「10歳までの国の神話を学ばなかった国民は、将来、国を亡ぼす」というが、日本の国の成り立ちや古事記の神話を知っている子どもがどれほどいるか、いや、成人ですら知らない人ばかりだろう。

国の特別会計:政治家が国会でやんややんや騒いでいる一般会計の、4倍以上の規模の特別会計。ちなみに使途は「明らかにしなくてよい」というなんとも都合の良い内容(2024年度の一般会計:112兆717億円、 特別会計:436兆円)。実質アメリカのお財布になっている特別会計。日本がなぜ貧困化しているかは明らか。

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