中台紛争の未来~日本が戦場になる日~

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

「今や米中新冷戦の第一線が台湾、そして日本でもある。」と冒頭に記されている。ウクライナ紛争からも見て取れるように、世界から戦争は未だになくなってはいません。(地理的に)日本に火の粉がかかっていないだけで、1946年以降も世界の各地で武器を交えた争いは続いているのです。戦争に巻き込まれた時にどうするか、という備えすら今の日本国民はできていません。ユダヤ人と話せば、「イスラエルは常にガザから常にミサイルが飛んでくる脅威があるが、日常だからこそ常に戦闘が起こることに対して備えができている」と語ります。

中国が九段線という勝手に他国の領土領海を自国に組み込んだ荒唐無稽な計画を世界に発信してからもうすぐ十年になるが、実質南シナ海や東南アジアは中国の覇権の庭になりつつある。

1996年、李鵬氏によって「日本は40年後には消えるかもしれない」と発言されており、中国側の侵攻の意志は明らかです。尖閣諸島問題も、彼らが「100年かけても領土を奪う」長期的な戦略からしてみれば、着々と侵略段階は進んでいるのです。

①中国(自称)民間船が領海侵犯するのを恒常化する
②日本国民がその状況に慣れるようにする
③海上保安庁、自衛隊がその状況に疲弊するように仕向ける
④日本を「交渉」のテーブルにつかせて、領土問題を正式な問題として認識させる
⑤経済力・軍事力を背景に、日本の世論を誘導して奪い去る


日本人の皆さんは気づいているでしょうか、東京五輪であれほど開催すべきでないと声をあげていた人物たちが、オミクロン株が真っ盛りだった北京五輪では閑古鳥だったことに。そして疑惑の判定だらけの今回の五輪に反発の声をあげる地上波キー局が皆無なことに。

既に中国の息がかかった者たちに日本の世論は誘導されているのです

0コメント

  • 1000 / 1000