知る人ぞ知るアスガルディア宇宙国家建国と国民登録

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

ロシア人科学者の下で推進されているアルガルティア宇宙王国計画について、地球に存在するどの国家にも属さない領土として宇宙空間に目を向けたのが始まりです。

人工衛星を「領土」と称して、宇宙空間への国民登録を募っています。

二重国籍を容認する形での募集となり、2017年6月のデータに依ると、世界200か国以上から、18歳~35歳の若年層を中心に約20万人が登録しており、8割以上が男性とのこと。

150万人を一つの目処にしており、割と簡単に登録できるようです。


私が懸念することは、この実験により、宇宙空間の領土設立が実現する先例が確立することで、強国同士の宇宙空間争奪戦、ある意味早い者勝ち状態の争いが繰り広げられるのではないでしょうか。

本来、領空は領土の上空に伸び続けているものですが、宇宙空間上となれば、敵国の上空に攻撃型衛星(この場合は宇宙領土)を配置することも可能ということになるでしょう。

まさにSF作品、ガンダムや銀河英雄伝説のお話になってきますが、銀河コロニー帝国VS地球同盟軍なんていう筋書きの争いも、そう遠い未来ではないのかもしれませんね。

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