天道流薙刀術の稽古日記~ 八重違 ~

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

『あさひなぐ』に出てきた八重違(やえちがい)。最強熊本東高校のエースが使った技で、主人公の高校のポイントゲッターが敗北を喫した技です。漫画の中でもぶち抜き両開きで、とてもかっこよい技だったの、これを習う時は密かに興奮していました。

やってみて思ったのは、かなり迅速にやらないとなかなか脛を斬れないという事実。自分の右ひじが邪魔だったり、柄が背中に当たったりと、修得には時間がかかりそうです。ただ、漫画にもある通り、想定外の軌道を描くこの技は実戦でも有用なことでしょう。稽古では薙刀を刀で受け止めますが、遠心力がついた八重違なら刀ごと相手の脛を薙ぎ斬れるのではないか。次回、師範に聞いてみることにします。


雨が続いてばかりですが、毎日、手の内だけでも練習するようにしよう。

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