おもちゃを与えすぎると子供の想像力が育たない

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

おもちゃを与え過ぎることは子供の創造性の発育を妨げることになり、次から次に遊びを変えてしまうので、気が散りやすい子になってしまいます。
1つのことから創意工夫を生み出していく子を育てたいならば、欲しがるままに沢山の玩具を与えるべきではありません。

特に、危惧すべきはテレビゲームから子供の創造力は育たないということです。
(私はテレビゲームが大好きだったので、これを知った時は衝撃でした)

テレビゲームは制作者が作ったストーリーをなぞっていくものであり、そこにプレイヤーの創造力は介入しません。
プレイヤーの行動によってエンディングが変わるRPGもありますが、既成のルートをなぞるということに大差はありません。

既に存在する答えを模索して、誤った回答をすると幸福になれない
これは日本教育にも通ずる観念です。
子供たちが自由に発想して、それぞれの作品を認め合う文化を作らないと、市場の変化が激しいこれからの経済社会で力を発揮する人材は育てられないでしょうし、型にはまった子供たちしか育たなくなります。

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