他人の負の感情に惑わされないこと

Kazuma Muroi

Shalom Homesの代表取締役。NPO法人横浜市まちづくりセンターの理事。執筆テーマは古武術・子育て・民俗学・宗教学。

人の愚痴を聞かされ続けて時間の無駄だったと怒る方、他人の短所を見つけることに生きがいを感じる方、自分より弱い立場の人を作ることに奔走する方、見知らぬ人を怒らせることでストレスを発散する方。
世の中には似ても焼いても食えぬやつが存在します
完全無欠な人はいないわけで、そういう負の気持ちを吐露するのは構わないのだけれども、そうした人々に振り回されて、自分の生活を乱される方からよく相談を受けます。

結論、ほっておくことです。
解決策を提示してもそれを実行するでもなく、他人の時間を浪費することが彼らの生き甲斐なのですから、付き合い程度に数分、LINEなら二往復程度。
あとは、ご自分の大切な時間を守ってほしいものです。


人の汚い面をまざまざと見せつけられると怒りを通り越して悲しくなるものです。
ああ、こんな輩もいるんだなと。
ただ、昔の書物(幕末や明治期)を読んでいるといつの時代も人々の道徳の乱れを嘆いているのが不思議です。
有名な書物で言うならば『葉隠』も、江戸期の武士の道徳を肥前の国の武士、山本常朝氏が憂いている文言が散見されます。

自分の時間に価値があること、それは己を高めることや大切な人を幸せにするために使うべきもの。
それだけは日々意識してほしいものです。

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